飼い猫のためのトイレを用意するとき、場所やしつけも大事ですが、猫が気に入ってくれる容器や猫砂を用意するのも大切です。飼い主としては、掃除しやすいものや消臭力の高いもの、などを選びたいところですが、猫砂などは、猫が気に入ってくれないとトイレを使ってくれないこともあります。
ここでは猫砂の種類とその特徴を見ていきましょう。

○猫砂について

トイレでおしっこやウンチをした後、猫は自分の排泄物に丁寧に砂をかけます。排泄物をそのままにしておくと敵や獲物に自分の存在を知られてしまうので、地面に穴を掘って排泄し、その上に砂をかけてにおいを隠すのです。この習性により、猫が用を足す場所には砂が必要となります。
室内には砂がありませんので、猫のトイレを設置する際には、猫砂が必需品となります。砂かけが出来ないと猫にストレスが掛かってしまうので、きちんと用意してあげましょう。

○猫砂の素材と特徴

猫砂は大別すると、紙・鉱物・木材・おから・シリカゲル系の5種類に分けることが出来ます。
それぞれの特徴を以下に書き出してみます。

●紙系

<長所>
・軽くて持ち運びしやすく、吸水性がピカイチ!
・白色の製品であればおしっこの色のチェックが出来、血尿などに気づきやすい
・多くがトイレに流せるタイプなので取扱いしやすい
・可燃ごみとして捨てることも出来る
<短所>
・軽いため飛び散りやすい
・繊維のようなホコリが出やすい製品もある

●鉱物系

<長所>
・自然の砂に近いため、猫人気が高い!
・砂が重いので、飛び散りにくい
・水を吸収しやすく、固まりやすいので、掃除がしやすい
・比較的安価な製品が多いのでコスパが高い
<短所>
・重いので持ち運びが大変
・ホコリが出やすい
・鉱物のため、燃えるゴミの処理が出来ない(自治体により違いあり)

●木材系

<長所>
・香りが高く、木の成分がにおいを分解し、脱臭・消臭効果が高い
・流せたり、燃やせたりと処理がしやすい
・木材が原料なので環境に優しい(植物性100%であれば土に還せる)
<短所>
・固まりにくい
・軽いため散らばりやすい
・商品によってはホコリがたちやすい

●おから系

<長所>
・化学物質が使われていないので、安全性が高い
・安価なものが多い
・燃えるゴミやトイレに流せるので、処理がしやすい
<短所>
・適度な重さで飛び散りにくい
・商品によっては、食べ物として認識されてしまう
・おから独特のにおいや、アンモニア臭と混ざったにおいが猫に嫌われやすい

●シリカゲル系

<長所>
・脱臭剤として使われている素材なので、消臭力に優れ、砂自体はほぼ無臭
・尿の吸収→感想を繰り返すので、2〜4週間程度取替不要の商品が多い
<短所>
・長持ちはするが、他の猫砂に比べると割高
・燃えるゴミでの処理が出来ない(自治体により違いあり)
・猫には不人気

※上記は一般的な特徴なため、商品によってはあてはまらないものもあります

○トイレは常に清潔にしておきましょう

猫砂は、定期的に全部を入れ替えるようにしましょう。
入れ替える際には、トイレの容器も洗浄し、天日干しをして、殺菌・消臭するようにします。
天日干しが出来ないときには、除菌消臭効果のあるもので容器を拭いておきましょう。

○猫がトイレを嫌がってるときの行動

・砂をかけずに急いでトイレから出る
砂かけをしないでトイレから出ていくのは、早くここから出たいと思っている証拠
・トイレのヘリや空中をかく
猫がかきにくい砂で、仕方なくヘリや空中をかいている可能性あり
・トイレのヘリに足をかけて排泄
ヘリに足をかけて排泄するのは、砂の感触に不満を持っているのかもしれません。
猫砂が大きすぎたり硬すぎるのを猫は嫌がる傾向にあります。

○猫砂を猫に選んでもらうのもいいかも

猫砂は、掃除のしやすさや消臭効果、飛び散りにくさなど、飼い主の扱いやすさを考えて作られています。そのため種類も値段も様々で、何を基準に選んだらいいのか迷ってしまいがち。
様々な特徴を知り、いくつか種類を選んで、猫に直接選ばせてみるのもいいかもしれませんね。
愛猫と一緒に快適なトイレ環境を作りましょう。